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2008年10月24日 (金)

Memories 15 7号酵母

昭和57年{1982)4月にニューヨークで開かれているフードショウを見にアメリカに行きました。比較的に時間に余裕があってメトロポリタン美術館、スミソニアン博物館を見ましたが足をのばしてミルウォーキーのユニバーサルフードの研究室に行きました。この研究所は酵母の研究と保存で有名です。日本酒に使われる酵母は日本の研究機関で古くから研究が進んでいます。殊に昭和20年頃“真澄”のモロミから分離された酵母は醸造協会で純粋培養して 7号酵母と名付けられ 多くの酒造メーカーに分譲されて酒質の向上に役立っております。このアメリカの研究所に行ったところ”Japann Sake No7 yeast"と7号酵母のことに強い興味を示して「分離の方法は?」「培養は?」「特許料は?」「どのくらい利益があるの?」と矢継ぎ早に聞かれました。私は自分のウチの蔵から分離した酵母が方々の酒屋さんで使われることは大変名誉なことだと思っていましたから、特許料だ、儲けはいくらだ なんて考えもしなかったので返答に困りました。ここで、酵母菌も麹菌も無数にあるものですが 有用なものは所有権が発生することを知りました。最近はDNAなどバイオテクノロジーの技術は飛躍的に発達しました。個々の微生物の特性が分かってくれば、菌の所有権の問題はますます重要になってきます。

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